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「ルネタイト」って?

ここは遠い宇宙、地球から遥か彼方の場所にある、科学と魔法の共存する不思議な惑星『ニトラート』
一つの太陽と大小二つの月が空に浮かび、この星の1年は地球でいう約10年ほどのこの惑星には
とある多肉植物が進化して産まれた『ルネタイト』という生き物たちが暮らしています。

彼らの特徴は、根っこが進化した8本の脚と、個性的な頭の触覚。
大元は植物なので雌雄同体であり、光合成もできます。
また、独自の文字や文化を持ち、科学と魔法、両方を駆使した文明を築いています。

時には宇宙へ飛び出して、他の惑星へ調査の旅に出ることも。
我々の暮らすこの地球にも実はやってきてたりして…?

ルネタイトの種族

ルネタイト達の8本脚と触覚以外の特徴…
例えば目の数、手足の指の数、爪の有無、触覚の形、体の色などは様々。
その中でも一際目立った特徴によって彼らは8つの種族に分かれています。
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ルネタイトの性別

ルネタイト達の身体は雌雄同体ですが精神には性別 (のようなもの) があります。
人間でいう男性的な「Mei」、女性的な「Fei」
両方の性質をもつ「Lei」、逆にどれにも当てはまらない「Nei」
明確な線引きがあるわけでもなく基本的に自己申告なのでふわっと捉えてもらえればいいです。

ニトラートの国々

ニトラートには一年中雪の降り積もる冬の国や、夜の開けない常夜の国、
地底に広がる大洞窟、雲の上の不思議の国、超巨大な学園国家など…
地球ではありえない不思議な環境や国がたくさんあります。
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ニトラートの宗教

太陽の化身、光と生命を司る「リア(Lia)」
双月の化身、海を司る男神「メリン(Melin)」と大気を司る女神「ファム(Fam)」
そしてこの二トラートそのもの、大地と死を司る「ニト(Nit)」
主にこの四柱の神を信仰する宗教が各地に存在している。

双月神信仰のある地域では、二つの月が満月になる頃、『双月祭』と呼ばれる
街中を派手に飾り付け、8日の間歌い踊り、豊穣を願い病魔を退けるお祭りが行われる。

海洋の国、氷海の国では海神「ケネシュ(Cheniesh)」、
火焔の国では火山神「ニ・マルカ・リグィ(Ny=Marca=Righouy)」
など、独自の神を信仰している地域もある。

カガクとマホウ

ニトラートにおける科学技術は地球文明の比にならないほど発展しており、
惑星間航行技術をはじめ、空間歪曲、時間遡行などの超技術を有している。
…のだが、この技術を実現するためには科学だけでなく魔法の存在が不可欠である。

ニトラートにおける「魔法」は、ニトラート中のあらゆる自然物や大気中に含まれる
「マナ」と呼ばれる物質を消費することで行使される。

ルネタイトは生まれつきこのマナを取り入れて魔法エネルギーに変換する器官を有しており、
これを利用して自在に魔法を扱うことができるのだ。
マギア種は体内でマナを生成することができ、そのため他の種族よりも魔法の扱いに長けるという説もある。

魔術士と魔法使い

ニトラートでは魔法はありふれた物。
しかしながら、強烈な炎を起こしたり、物を瞬時に凍らせたりといった強力な魔法を使えるルネタイトは限られています。
そういった魔法の才能を持つルネタイト達が目指す職業が『魔術士』。
他人のために自身の持つ魔法の技術を提供するお仕事です。
例えば炎の魔法でピザやパンを焼いたり、水の魔法で火事を消火したり…
ただし、魔術士が扱える魔法はその練度や種類によって、
各国に存在する『魔術士協会』と呼ばれる組織からある程度の制限がなされています。

魔術士とは別に自分の為だけに魔法を使い、極めようとする者の事をニトラートでは『魔法使い』と呼びます。
こちらには魔法に関する制限もなく、自分の好きなように魔法を扱えるため、魔術士から魔法使いになるルネタイトも多いと言われています。

ルネタイトの赤ちゃん

生まれたばかりのルネタイトはまだ根である足が体を支えられる大きさと強度を持たないため、土の中で足が十分育つまで過ごす。
ニトラートの大半の国では植木鉢に車輪が付いたような歩行器を使うのが一般的ですが、
オクト種は水の入った水槽に入れたり、国や地域によっては直接地面に植えて育てる地域もあるそうです。
また、栄養剤を詰めたカプセルのついた「おしゃぶり」によって
足の成長に必要な栄養素を補うのが一般的です。
昔は土に刺すことで足に直接栄養が行き渡るようにしていたが、
引っこ抜いて遊ぶ子供があまりにも多かったためおしゃぶり型が主流になったんだとか。

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